T.P.C.
- scoop34
- 6月19日
- 読了時間: 2分
更新日:6月26日
物販雑貨屋の什器図面

アナログとデジタルとの狭間
手描き図面
I's時代の初期、物販店の什器設計及び内装の仕事依頼が来ました。
先方との打ち合わせでは、中々OKが出ず、却下の嵐。この時も徹夜をした記憶があります。
丁度手描き図面とCADとの狭間なタイミング。まだCAD に慣れていなかったこともあり、大量の図面数をこなすために、手描きで対応しました。
(今考えると大変なことをしていました)
そして、ようやく承認が出て、疲労よりも達成感の方が強かったと覚えています。
現場は大阪
現場のチェックに大阪まで出張。こういった内装の現場には慣れておらず、あたふたするばかり。あっという間に時間が過ぎて行きました。
食事もせずに気がつけば新幹線の最終もなく途方にくれていました。宿泊することも考えましたが、夜行の寝台特急で帰ることにしました。一度は乗ってみたかったこともあり、疲れを忘れてウキウキ気分で乗車。よくTVとかで見ていた狭い空間の両側に設置された2段ベッド(多分3段ではなく2段だったような)。寝てみれば、自分専用の基地のようで快適でした。静かな空間に響くレールと車輪の音、駅に着くたびに聞こえるドアの開閉のための圧縮空気音。そしてだんだんと周りが明るくなり、東京駅に到着しました。(熟睡はできていません)
なんだかんだ、強烈に印象に残る体験でした。
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