建築物のイメージCG
- scoop34
- 6月17日
- 読了時間: 2分
更新日:6月18日
図面はMINICAD、3DはSTORATA

ワイナリーの建物
アシスタント
I's時代には、様々な仕事をしていました。
CGの得意なMACの師匠のもとには、テント屋、工作機械屋、アルミサッシ屋などから、CGの依頼が来ていました。当時(今から30年前ぐらい)のMACのスペックからも想像できるのですが、レンダリングに相当の時間がかかり、その間には、何も手がつけられないという状況。徹夜作業もたまにあり、僕も少し手伝うこともありました。
そんな中、製作したワイナリーの建物CG。まずはミニキャドで2Dから3Dに起こし、ストラタに移行し、テクスチャーを付け、ライティング設定やアングルを決めていく。
案の定、中々作業が進まず、レンダリングをやらせておいて帰宅し、次の朝に確認するような感じだったと記憶しています。
貴重な体験
家具とは違い、パーツ量が半端ない。一つ一つ拾っていって数値を当てはめ、組み合わせていく。その複合体が立体となって画面に現れた時には、細かいがゆえに感動も覚えました。
レンダリングが途中で終わってしまってやり直したり、部品の素材感の調整をしたり、保存しないままMACが落ちたり‥当時のあるあるで今ではあまりないことかもしれませんが、その時の教訓が生かされ、作業の要領をよくしたり、こまめに保存を心がけたり、もしもフリーズした時でも、2回目は、もっと早くできるだろうと、そんなに落ち込むこともなくなりました。こういう仕事の積み重ねが、今の自分を形成しているのだと気付かされます。


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